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英会話の教育格差を無くす~本当に質の高い先生から授業を学べる環境作り~

ブログ|2018.07.03

初めまして。「CURIOUS WORLD」代表の城戸 渉と申します。この度オンライン英会話事業を開始させて頂く事となりました。事業を始めていく上での「想い」や簡単な自己紹介を文章にしてみましたので少し長いかもしれませんが読んで頂けると嬉しいです。

 

■自己紹介

初めまして。CURIOUS WORLD代表の城戸 渉(きど わたる)と申します。まず、私の自己紹介をさせてください。愛知県に生まれ、小さい頃から、プロ野球選手になりたい!と思い、野球に日々打ち込んでいました。しかし、大学3年生の時に発生した東日本大震災をきっかけに、命に係わる仕事に就きたいと思い医療関係メーカーに就職しました。社会人3年目、仕事にも慣れたころ、ふと振り返ってみると、これまで本気で野球に取り組んできた自分の姿はなく、仕事をただこなすだけの日々。人生を掛けるくらいの気持ちで仕事に取り組めているのか?疑問に思いました。何かゼロから生み出して、社会に貢献したい。そう思った私は、起業をすることを決意しました。しかし、当時の私は、スキルなど何もありません。そのためまず経営について学ぼうと転職。前職にて経営学やマネージメントの経験を重ね、この度起業を決意しました。

■なぜオンライン英会話事業なのか?

ネイティブスピーカーというだけで、先進国で働いているというだけで、高いお給料をもらっている人と、教育するスキルがあるのに低賃金で働く人。私はこの事も教育格差だと考えています。この格差をなくすこと、英会話を教える先生たちにスキルに見合った給与を、学ぶ人によりよい教育を受ける機会を提供したい。そこで今回、「オンライン英会話事業」を立ち上げさせて頂く事となりました。スキルが高いにも関わらず評価をされていない先生を救いたい!そんな現状を変えたい!と思っております。

■起業のきっかけはネイティブではない、フィリピンへの留学

この事業をはじめようと思ったきっかけは、私がフィリピンのバギオへ英語留学したことでした。「今後の日本は人口も減って、マーケットが小さくなって、英語が不可欠になる」そんな漠然とした考えで、週に2日間のネイティブの先生との授業に通うことにしました。英語と毎週接することで、英語に慣れてはきましたが、それでは一向に話すことができない…。そう思った私は、英語を話さなければならない環境に身を置くしかない!と留学を決めました。その先は、「ネイティブ以外の先生に教わる英語なんて伸びる訳が無い」、「悪い発音を学んでしまう」そういった声を聞いていたフィリピンのバギオ。しかし、良い意味で期待を裏切られました。先生の教育スキル、授業に対する事前準備の丁寧さ、生徒に対する姿勢など、全てが私の想像を超えていたのです。フィリピンの先生は、私たちと同じように英語が第一言語ではありません。だからこそ、教えるスキルはとても上手ですし、発音も訛りはなく、しっかりとしているのです。ネイティブではない人から英語を学ぶことに対する固定観念は、あっさりと覆されたのでした。

■偶然知った、フィリピンで働く人の給料の低さ

そんな時、ビジネス英語の授業で、フィリピンの経済のことを調べる機会がありました。「フィリピン人の給料は約4万円と日本の5分の1」フィリピンで働く人の給料が低いことにとても驚きました。住む場所、家族構成にもよりますがバギオで1人暮らしをしようとすると約3万円~4万円、家族を持つと4万円~6万円程必要になります。そのため、共働き家庭が殆どで、仕事を掛け持ちしている人も多くいます。日本と比べ、物価が安いことは確かですが、この価格は本当に適正なのか疑問に思いました。私が関わって来た英語の先生たちは、情熱を持った真面目な方たちばかりで、そのスキルも高いのに…。

■固定概念でスキルが評価されていない現状

フィリピンの英会話学校の先生たちは、スキルがあるにも関わらず、日本の英会話教室で教えている人は多くありません。その理由として、就労ビザの取得が厳しいことと、ネイティブな英語ではないという固定概念があり、英会話教室の先生としての需要が少ないからなのです。

■スキルに国籍は関係ない!英会話の教育格差を無くしたい。

冒頭でお話した通り、ネイティブスピーカーというだけで、先進国で働いているというだけで、高いお給料をもらっている人と、教育するスキルがあるのに低賃金で働く人の間にある教育格差。この格差を改善し、英会話を教える先生たちはもちろん、学ぶ私たちもよりよい教育を受けることができる「オンライン英会話」事業を立ち上げます。

■なぜオンラインなのか?

★先生たちにとって

日本で働ける就労ビザを獲得し、日本で働いている人もおりますが、VISA獲得までの壁が厚くなかなか取得できていないのが現状です。そこで、オンラインであれば、フィリピンにいながら給与UPを見込むことができますし、お子さんを持っているスタッフや介護をしなければいけないスタッフもいるので仕事を行う事もできる。また、時給も今までの学校で働いていた時よりも高く設定をしていきます。

 

★受講生にとって

好きな時にいつでも授業が受けることができます。通いの英会話より受講料も安く、受け放題コースもあるので気軽に始めることができます。

■フィリピンの先生に教わるメリット

★英語圏ではない

フィリピンの場合は第一共通語がタガログ語で、英語は第二言語として話されています。そのため、私たちと同じように、大変な思いをしながら英語の勉強をしてきたのです。私たちがつまづきやすいポイントが分かり、わかりやすく説明してくれるからこそ、早く上達をすることができます。また、発音については訛りを心配される方もいますが、ラジオやテレビを見ていると英語が自然に流れてきますし、殆どの小学校の授業は特定の科目を除いて英語で授業を受けるほどなので、みなさん発音はとても綺麗です。

★明るく話しやすい

基本的にフィリピンの先生は明るくて接しやすく、真面目です。アジア人の勤勉さとラテン的な明るさの両方を併せ持っており、休み時間には一緒にバカをしてくれるなど、楽しく授業を受けることができます。

単純にネイティブスピーカーと言う事と先進国にいるという事でこんなにも差が生まれるのは勿体ないと感じました。
そんな教育に対する「格差」を少しでも改善したいと思いこの事業を発足させて頂きました。

【代表略歴】

1989生  愛知県知多市出身

2012年  岩手大学教育学部 卒業

2012年  テルモ・クリニカルサプライ株式会社入社 営業本部所属

2014年  株式会社セブン-イレブン・ジャパン入社 オペレーション部所属

2018年  CURIOUS WORLD代表

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